初詣合格祈願土地家屋調査士合格アドバイス５
１２．間違いがあってはならない。しかし大雑把に事をしなければならない。
いままでの話とは、全く逆の話をします。
勉強の仕方については、十人十色で、それぞれが後天的な自分の経験を元に持っているものと思います。
方法論はとにかくとして、その性格的な考え方によって、勉強の進み方は結構違ってくるような気がするのです。
例えば、私のようにノート作成をして勉強をされたとします。その際、すべて完璧に仕上げようと考えるかどうかです。
勿論、初詣合格祈願土地家屋調査士の表示に関する登記の内容については、完璧をめざす必要はあると思いますが、例えば、１文字の入力ミスが気になるのかどうかです。例えば、理解が進んでいるのに、もう一度参考書を開きなおしたり、参考書の項目通りに、ノートを１から１０まで作ろうとしようと考えるかどうかです。またパソコンの操作方法につまずいて、まずはそちらからと横道に反れるかどうかです。
私は、この性格的な部分によって、勉強の進み具合がかなり左右されるような気がするのです。
これは、私の考えなのですが、仕事をこなす上において、完璧を目指すと、なかなか進まない。そして進むことができないものだと思うのです。
技術系の仕事に携わる人には、その仕事の性質上完璧主義の人が多く、営業系の仕事に携わる人には、過程を気にしない人が多いと考えられます。
この完璧主義には、間違いが少なくなる利点があると思うのですが、結果を出すまでの時間がかかるという欠点があるように思えるのです。
営業系の仕事に携わっていましたので、売り上げ勝負でした。よって結果にこだわっていました。
営業マンをよくみていると、売り上げを伸ばす人は、数字にこだわりその過程を気にしない人が多いと思います。悪くいえば、何にも考えていないとか、どうでもいいと思っているとか悪口されたりします。
そして売り上げがなかなか伸びない営業マンは、準備をしなければ、お客さんの門を叩くことさえもできないように思えるのです。
例えば何か機械を営業したとします。バンバン売ってくる営業は、機械の内容など何も知らないくせに、とにかく売れ?と売って、そのあと商品説明の勉強をしようとします。これに対し、その技術系の部分が強い人は、商品の内容を完璧にしなければなかなか先に進むことができず、売ることができないのです。
しょっちゅう後輩や部下にも言っていました。
「仕事に間違いがあってはならない。しかし大雑把にことをしなければならない。」
でないと、なかなか先に進めなくなると思うのです。
勉強からは外れますが、例えば初詣合格祈願土地家屋調査士の仕事においても、プリンタで打ち出して完成した申請書に誤りがあって、もう一度作り直そうと考えるかどうかです。大層なこともないので、作り直していいと思いますが、訂正で済ませても事の結果は同じなのです。
営業マンであったならば、この単なる考え方によってだけで、月の売り上げが左右される筈です。
ノート作成や勉強においても、初詣合格祈願土地家屋調査士合格という目的達成がなされればいいわけで、その後の事はその後考えればいいと思うのです。
パソコンでつまずいたり、１行空いていないとか、漢字の変換が間違っていたとか、フォントとか、その他もろもろどうでもいいことは、どうでもいいものではないでしょうか。
覚えること、理解することに間違いがあってはいけませんが、ノート作成するにしてもしないでも、完璧に仕上げることは避けた方が良いと思えるのです。
すると勉強も気が楽になってきませんか？
１３．解答の文字は乱雑に、線分は丁寧に！
合格体験記や雑誌などを読んでいると、試験時の書式を完成させるのに、如何に綺麗に仕上げるかを解説しているような内容をしばしば目にします。
試験において、綺麗に仕上げる必要とは、いったいどの程度のモノをいうのでしょうか？
合格した者しかわからない内容である筈なのに、この辺りも試験初心者にとって、右にいけば良いのか左にいけば良いのかわからない内容のことしか解説されていないような気がするのです。
綺麗に書式を仕上げようとすると、それなりの丁寧さが必要になり、時間がかかってくる筈です。時間が足りなくなるのであれば、乱雑でも、少しでも解答しておきたいと思うのが、普通の考え方でしょう。
私も、試験初心者の頃は、丁寧に丁寧にと心がけ、書式作成の労力に時間をかけたものでした。
しかし、初詣合格祈願土地家屋調査士試験においては、この丁寧さは必要ないと、今、考えております。
よーく考えていただければと思います。
試験解答においては、○かバツかの判定で、その理解が試されております。よって相手に伝わる文字であればそれで事足りるわけで、乱雑で字が汚かろうと、○は○であり、そのセイでバツになるなんてコトは考えられない事の筈です。
文字はその人特有のモノであり、活字のようなモノを記載することなんて、できるわけがないのです。
漢字を間違えたり、文章の内容が適切でないようなコトではいけませんが、汚かろうが綺麗な字であろうがいっこうに構わないと考えて良いと思います。
字を丁寧にと考えるならば、乱雑に記載してスピードアップして、少しでも解答時間を増やすコトを考えるべきです。
しかし、図部分に関しての回答は、違います。
境界線や方位、建物や各階平面図の「図（線分や点線、円弧など）」の部分に関しては、乱雑さはイコール不正解ということになる筈です。
１、２ｍｍズレテいた。境界線がはみ出ていた。にじんでいた。直線が曲がっている。などは、回答としては、文字部分と違って、はっきりバツとなってくると考えて良いと思います。
そしてそれから下書き線についても、最後に必ず消しておかなければならないモノの筈です。余計な解答ですので。
しかし問題文において、鉛筆書きが無視されるような記述があるのであれば、全く逆で、残しておいて何ら良いモノ、時間の事を考えれば、消してはいけないモノとなってくると思います。
私は、文字に関しては、HI-TEC-Cを使用しておりましたが、図面、線分部分に関しましては、グラフペンを使用しておりました。
ペンについても、沢山のモノを購入して試しましたが、その結果上記のような結論にたどりついた次第です。
HI-TEC-Cはご存知の方が多いと思いますが、グラフペンについては、あまり知られていないと思います。
文房具屋に行って、グラフペンありますか？と尋ねてみてください。
サインペンの細いモノと言えばわかるかどうか。
使ってみれば、その良さがわかります。綺麗な線分が描けますし、にじみません。すぐに乾きます。しかし文字を書こうとすると、キュキュキュキュといって、書きにくいのです。
高価なモノではありませんので、ぜひぜひ一度お試しあればと思います。
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